学院長のワンポイント情報（１２／１１）

　　　　　　　　【　医療・福祉が最低　】

厚生労働省が発表した、今年の賃金構造基本調査（初任給）で、「医療・福祉」

産業で働く大卒男子の初任給が、主要産業中、最も低いことが分かった。

調査は、５人以上の常用労働者を雇用する民営事業所など、７８，４８３ヶ所を

対象に実施され、このうち新規学卒者を採用した１４，１０９事業所の６月分の

賃金状況をまとめたもので、医療・福祉の初任給は、大卒が１９５，７００円で、

全産業平均と比較すると３，９００円低いという結果であった。

高齢社会の中にあって医療、福祉産業が担う役割が大きいだけに、今後

賃金面においても他の産業に比べて、新卒者にとって魅力のある業界に

なることを期待したい。