介護職員初任者・介護サービス科☆実技演習

みかんの花

2016年04月19日 16:00

3月10日より開講の離転職者訓練の受講生たちもようやく実技演習を

迎えることとなり、シーツ交換、衣服の着脱、移動・移乗、食事介助を

はじめ、入浴では手浴・足浴、洗髪、そして排泄の自立に向けた介護

などが行われた。

その中で、今回は、移動・移乗、洗髪についての感想です。



【 移動・移乗 】

・ ボディーメカニクスをしっかり意識して行動することにより、介助する
  方が、いかに無駄な動きが多かったかということに気づいた。
  また利用者役になることで、知らないうちに恐怖感や不快感を与えて
  しまっていることにも気づいた。

・ ボディーメカニクスを利用者にも介護者にも使えば、これまで思って
  いた介護の大変さは70%消えるということがやってみてわかった。

・ ボディーメカニクスの大切さを知った。
  利用者の身体を小さく丸くすることによって、人間の身体が無理なく
  回転することを知った。

・ 動かすのにコツがつかめていないと腰を痛めるので、きちんとした
  ことを学べて、良かった。

・ 言葉による誘導が難しかった。



【 洗髪 】

・ 利用者側になった時、洗髪の時間が長いと疲れることがわかった。
  人にしてもらう気持ち良さと自分にできない不便さを知った。
  介護側は、相手の気持ちになって行わないといけないと思った。

・ きめ細かい声掛け、利用者様に不快を与えないようにすることが
  とても難しく感じた。

・ ボディーメカニクスを活用しているつもりだったが、気を抜くとすぐに
  元の姿勢に戻ってしまい何度も注意され、いかに身についていない
  かを思い知らされた。

・ 新聞紙やごみ袋など家庭にある物だけで、ベッドに横になったまま
  洗髪ができて、びっくりした。


 


関連記事