福祉用具専門相談員指定講習☆リフター体験

みかんの花

2014年06月11日 16:48

介護職員初任者・介護サービス科③コースの受講生たちは、昨日

福祉用具専門相談員指定講習の最後の授業の中で、移乗関連

用具の勉強としてリフターの使い方を学び、実際にベッドから車椅子

への移乗、車椅子からベッドへの移乗をリフターを使用して、グループ

毎に体験しました。

福祉用具専門相談員指定講習の課程が全て修了して、感想を書いて

いただいたので、ご紹介させていただきます。

    

■ 自分が知っている福祉用具は、車いすやベッドなど一般に浸透している

  ものだったので、授業を受けてまずその品数の多さにも驚きました。

  種類が様々で、その人に合ったケアができるように工夫されており、

  もっと広く介護をしている方、特に家族の方に知っていただくべきだと

  感じました。

  そのためには、用具の説明がきちんとできるように相談員にもちゃんとした

  知識が必要になってくると改めて思い、まだまだ学ぶことが沢山あると

  思いました。

■ 知らなかった便利な用具が沢山あることを知りました。

  もっと施設内に導入していれば、福祉用具の会社も栄え、介護職員の

  体の負担も軽減されるので、現場に多くの用具が使用されると良いと

  思いました。

■ 「 目からうろこ 」 の話が多くて、とても良かったです。

  道具を使うことによって、より良い介護ができることがわかり、より楽で

  合理的な介護技術を学ぶことができてとても良かったです。

■ ベッド、車いすなど、身体の程度により様々な種類があり、それにより

  プランニング選定をし、見極める知識が必要だと感じました。

■ 率直に感じたことは、沢山の福祉用具があるにも係わらず、実際の現場

  では、使われる場面が少なく、とても勿体無いことだと思った。

  福祉業界の用具に対する認知度の低さが用具の使用を妨げており、

  正しい福祉用具の知識を身につけることで、安全に効率よく介護を

  行えると思う。

  今後、福祉用具を使う機会が多くなるので、介護を受ける側も介護をする

  側も互いに知識を深めていけるよう頑張りたい。

■ 在宅で介護を行う家族にとっての福祉用具の必要性を改めて強く感じた。

  デイやショートなどの社会資源の活用だけでなく、福祉用具を活用する

  ことで、「 大変 」 な介護が 「 楽しい 」 介護となり、虐待なども減少して

  くるのではないかと感じた。

  また、販売する側もしっかりとした知識を身につけ、利用者とよく向き合い

  「 その人自身 」 を理解することで、その人に合った福祉用具を選択できる

  のだと感じた。

  そのためにもコミュニケーション能力の必要性を感じた。
  

  ありがとうございました。



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