10月18日に開講した 離転職者訓練 介護職員初任者・介護サービス科② コースは、
先日から、実技演習の授業を行っています。
移動・移乗に関する基礎知識などを学んだあと、近くにある公園まで車いすによる
移乗を行い、またその後は、ベッド上での移動も行い、実際に自分自身で体験されて
みて気づくことが多かったようで、そこから様々なことを学ばれたようです。
【 受講生の感想 】
・ 母や義母の車いすを押したことはありましたが、乗ったのは初めてで、少しの段差や
石が大きな振動として感じられ、今後、押す時の良い勉強になりました。
また、押す立場では、階段の昇り降りの時、腕力だけではどうにもならず、ボディ
メカニクスの応用の大切さを実感しました。
介護される側とする側、どちらも辛い思いをしないように気をつけていきたいと思い
ました。
・ 車いすで行動している人を街や店で見かけるが、どんな事を求めているのか、
自分が座ってみて初めて分かった気がした。
初めて押してみたが、乗っている人のことを考えながらも、不快のないよう気持ちよく
乗ってもらうためには、声掛けはもちろんのこと、いろんな所を通行するにあたっても
気を配らないければいけないと思った。
この経験を忘れないようにいつでもその人の立場や気持ちを理解してサービスを提供
していければいいなと改めて思った。
・ 思ったよりも道のガタガタが、そのまま身体に伝わってきたことにびっくりした。
階段は、下りよりも上りの方が難しかった。
そして、いかに車いすの上げ下げが、自分の体重移動の仕方によって、楽になるか
ということがわかった。