学院長のワンポイント情報（６／４）

　　　　　　　　　　　　　【　ド ク ダ ミ　】

東アジアに広く分布し、陰地や湿地に自生する多年草のドクダミは、

初夏（５～６月頃）から夏にかけて花弁のように見える白い４枚の苞に

囲まれた薄黄色の小花を咲かせます。

日本では、本州から四国、九州、沖縄までの広い地域に自生し、山野や

住宅地などでも目にすることの多いドクダミは、私たち日本人にとって

昔から知られた民間薬草の一つです。

生のドクダミの葉や茎は、独特の臭いをもちますが、乾燥させると独特の

臭いはなくなり、農家などでは、冷蔵庫やトイレの消臭目的として取り入れ

たりしており、また入浴剤として用いられることもあります。

最近では、肌のトラブル解消や保湿に役立つということでも注目されて

いますね。

今、私の家の柿畑の下には、沢山のドクダミが育っています。

既に他界した祖母もよく乾燥葉をお茶にして飲んでいました。

加齢臭対策にもなるようですよ。