学院長のワンポイント情報(11/18)
【 ハンセン病施設医療提携へ 】
東海北陸地区唯一の国立ハンセン病療養所 「 駿河診療所 」
(御殿場市神山)は、緩和医療分野での一般患者の受け入れを
柱に、近隣医療機関などとの連携に向けて、準備中である。
終戦間際の開所から、来年で70年。
連携が実現すれば、全国初のケースとなる。
国の誤った施策で、強制隔離の場となった施設は、大きな転換点を
迎える。
国立駿河診療所は、広大な敷地に病棟や不自由者棟、治療等、
管理等の他、公務員、看護師宿舎などがあり、現在職員約150人が
勤務し、当カレッジの卒業生も入職しており、定期的に広報誌を
送ってきてくれている。
一自治体だけでは、解決できない問題が多いと思われる。
国、県との連携が不可欠である。
1日でも早い 「 緩和ケアの受け入れ 」 を願いたい。
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