学院長のワンポイント情報(6/1)
【 色弱者にも見やすく 】
人間の色の見え方は、同じではない。
遺伝子の違いから、一般の人と色が異なって見える色弱の人は
男性が20人に1人、女性が500人に1人で、全国で300万人を
越えるとみられている。
白内障などを含めれば、見えにくい人は、更に増える。
今、全ての人に見やすい色彩とデザインの
「 カラーユニバーサルデザイン 」
が、広がりつつある。
『 屋外階段には、濃い青色の金属製の手すり 』
色弱の人が識別しやすく、普通の人の目も引く。
手すりを目立たせない従来の発想と逆であり、とても良いことと思う。
『 会議のスライドの説明などに使われているレーザーポインター 』
あの赤色の光は、色弱者には見えにくいのだそうです。
そのため、ある企業が緑色のレーザーポインターを発売し、売上が
上昇とのこと。
今後こういった 「 色のユニバーサルデザイン 」 が、もっと広まることを
願っている。
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