学院長のワンポイント情報(6/1)

みかんの花

2009年06月01日 12:01



      【 色弱者にも見やすく 】

人間の色の見え方は、同じではない。

遺伝子の違いから、一般の人と色が異なって見える色弱の人は

男性が20人に1人、女性が500人に1人で、全国で300万人を

越えるとみられている。

白内障などを含めれば、見えにくい人は、更に増える。

今、全ての人に見やすい色彩とデザインの

「 カラーユニバーサルデザイン 」

が、広がりつつある。


『 屋外階段には、濃い青色の金属製の手すり 』

色弱の人が識別しやすく、普通の人の目も引く。

手すりを目立たせない従来の発想と逆であり、とても良いことと思う。


『 会議のスライドの説明などに使われているレーザーポインター 』

あの赤色の光は、色弱者には見えにくいのだそうです。

そのため、ある企業が緑色のレーザーポインターを発売し、売上が

上昇とのこと。


今後こういった 「 色のユニバーサルデザイン 」 が、もっと広まることを

願っている。

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